受賞作品のご紹介

過去のフォトコンテスの受賞作品のご紹介です。
画像のリンク先は、各作品のインスタグラムの投稿ページになっています。

2020

金賞

「商店街にもクリスマスがやってきた」

saya_lilac 様

【 審査委員長講評 】
コロナ渦にあって気分が晴れない中ですが、やわらかな優しい光が溢れている作品。
お母さんとお姉ちゃん、お父さんと妹ちゃん。それぞれの目線に家族の思いが感じられて、親子の愛が感じられます。見ているだけでホッとする気持ちに。妹ちゃんの持ってる袋には何が入っているのかな?いろいろと想像しちゃいます。
親子を左下に配して光が差している右方向に空きを作っいることで広がりとゆったりとした安心感が上手く表現されています商店街ならではの通りの奥行き感。連なるクリスマス装飾も効果的に効いていて、通りのラインを構図の四隅にしっかり意識して切り取られてるところに撮影者の意識の高さを感じます。

【 審査員コメント 】
「構図がピッタリ。ファミリー、通りの曲がり、それぞれに動きを感じるタイトルもGOOD」
「毎年整然と飾られる、センター街のクリスマス。光の柔らかさと親子連れの様子が、平和で幸せな時間を素敵に切り取っていますね。」
「クリスマスの飾りの中での家族の楽しい買い物の雰囲気が伝わってきました。」
「クリスマスの飾り付けで華やぐ商店街とご家族の楽しそうな雰囲気が素敵です。商店街の奥行きも感じます。」
「遠近の画像も綺麗ですし商店街ならではの風景が素晴らしいとおもいます。」
「コロナに負けずクリスマスはやってくる。」

銀賞

「いつもの街角」

wiskycoke117 様

【 審査委員長講評 】
アーケードから差し込む柔らかな夕日。自転車で走ってきたおじさんが友達を見つけて立ち話。「最近どうしょうるんなぁ?」って会話が聞こえてきそう。荷台の段ボール箱には買いだした食材が入ってるんでしょうか?とっても良い瞬間に出会えた幸運と、それを逃さずにカメラを向けられた瞬発力がすばらしい。撮影者の「良い写真を撮るぞ」というスナップする意識の高さを感じます。
仕上げも夕日を感じるアンバーな色合いでいて、彩度を控え気味にしたことで、自然でいてノスタルジックな雰囲気に。撮影者の立ち位置も良くて、右奥に抜ける通りと連なるフラッグに奥行き感があって"商店街であることが伝わってきます。

【 審査員コメント 】
「色味のバランスと構図が良いです。」
「タイトル通り朝に散歩するとよくみかけるいい風景です。」
「商店街の何気ない風景。地元の方同士で交わされる挨拶やちょっとしたお話。見慣れた風景ですが,、そんな風景が私も大好きですし、この日々のちょっとした交流を私も大切に思っています。そこを切り取って下さって嬉しいのと何だかほっこりして温かさを感じるお写真です。」
「普段商店街でよく見る光景ですがこれぞ「いつもの商店街」。会話の声まで聞こえてきそうな一枚です。」

銅賞

「おのみちからメキシコ」

e_sta_gram 様

【審査委員長講評 】
テイクアウトができるように改装されたから見えるこの光景。コロナ禍への店主さんの対応と同時に新ししい風も感じる作品。老舗喫茶店のチャレンジと珈琲の香りがこの作品には写っています。
左の赤い看板はピントを外して脇役に、右手前の珈琲豆が入った瓶にフォーカスを合わせたところにタイトルの「尾道からメキシコ」がうまく表現されています。だれも写っていない通りも"今"を感じさせる重要な要素。
はやく状況が改善して通りに沢山の人々の姿が帰ってくることを祈って。

【 審査員コメント 】
「店内から見える商店街という少し雰囲気の違う見え方がユニークでした。」
「シンプルに、ふふっと笑えるコーヒーの香りが漂ってきそう。」
「一日中モーニング改め お楽しみください尾道を。」
「店内のコーヒーの香りとおばちゃんが好きなので選びました。」

「担ぐ前。」

ver_747 様

【 審査委員長講評 】
モジクロームに仕上げたこの作品。あえて色をなくしたことで担ぎ手の思いが伝わってくるようです。
時代の雰囲気も折り込まれているよう。夜に担ぐ神輿であることもアーケードに連なる光る看板や手前に伸びる影で感じられます。
背中を飾る法被の紋。モノクロームでアンダーに仕上げたからこそ白く浮き上がり、「神現をこれから担くぞ!」という雰囲気と、祭りの持つ疫病退散への思いがじわじわと伝わってきます。

【 審査員コメント 】
「出発前だからこそ色のないモノクロがふさわしい。動きだすと華やかな法被の色を想像させる。」
「モノクロのコントラストがオシャレ。少し緊張感がありタイトルとよくマッチしている。」
「カラーだったらいつもの風景だけど、モノクロにすることでいつも以上に重々しい感じになっています。好きな写真です。」

2019

最優秀賞

「迷い込んだ少女」

aka_canon 様

【 審査委員長講評 】
沢山の人々がシルエットとなって写っている中で一人だけフワッと浮き上がる少女。とても不思議な雰囲気をもったこの作品。よく見るとアーケード側面上部からの柔らかく入ってくる日差しと左の小路(石畳小路)から差し込んでくる反射光が交わるとても狭いポイントに下校中の小学生が絶妙なタイミングで入っているのが分かります。作者はこの一カ所に被写体が浮かび上がるポイントを知って、人が通るのを待っていたのだと思います。タイトルも秀逸で引き込まれました。

【 審査員コメント 】
「大好きな商店街。中商店街のレトロな照明もお気に入りで、ノスタルジックな雰囲気をおさえたこちらの写真、素敵です。」
「まずタイトルがGood!黄昏時がよりレトロ」
「物語性のあるタイトルの写真。少女にピンスポットが当たっているように光が差し込んでいるのが面白い。」
「たまたま入ってくる光がスポットライトになって少女だけを照らし、違う世界に迷い込んだ感じがする。」
「尾道のレトロな商店街の雰囲気がみえ、また、タイトルとあわせてストーリー性がある。」

優秀賞

「温泉机」

machangzhelang 様

【 審査委員長講評 】
「あ、アアぁぁ~」という気持ちいい声が聞こえてきます。「猫になりたい」心の中でそう思わずにはいられません。タイトルもよい湯加減を想像させて良いですね。1:1 のアスペクト比に猫と錆びた机とレトロな石油ストーブが気持ちよく収まっています。引き出しの下を温かい空気が上がってくる。見ているだけでココロ温もりました。

【 審査員コメント 】
「名物ねこちゃん。とてもユニークな風景。私も先日この風景を撮りました。誰もが微笑んでしまいます。」
「時が止まってて和めます。」

優秀賞

「お疲れ様〜」

chieko08 様

【 審査委員長講評 】
「今日もお疲れ様っ~」って声が聞こえてきそう。夏のイベントが終わって片付けの一コマでしょうか。一日の疲れと達成感にこやかに語らう商店街の店主さん。その後ろを下校中の高校生がガヤガヤと通り抜ける。イベントの多い商店街。行き交う学生さんが多い商店街。どちらも賑わう尾道の商店街らしい雰囲気がこの一枚に写っています。

【 審査員コメント 】
「仕事終わりの和やかさと夜の雰囲気が一日の終わりを感じさせて良いと思う。」
「昭和のおっちゃんという感じ。ほんとにお疲れさま〜」
「一日の仕事終わりに心地よい疲労感を感じる一枚。商店街の日常とコミュニケーションが写ったほのぼのとした写真。」
「仕事終わりの和やかさと夜の雰囲気が一日の終わりを感じさせて良いと思う。」

2018

最優秀賞

「僅かな時間(とき)の色模様」

chieko08 様

【 審査委員長講評 】
冬至を挟んで年に2回、尾道駅方向から商店街のアーケードに真っ直ぐに夕日が差し込む。 地元に住まう人でも中々目にすることがない日を見事に捉えています。
きっと作者はそれを知っていて、しっかり構図を決めて、主役が通りかかるのを待っていたのだと思います。 この作品に写る、学生さんの帰宅する後ろ姿に、懐かしさや青春の思い出を呼び起こす力がある。
尾道らしい美しい一枚となりました。

【 審査員コメント 】
「一日頑張って楽しそうな帰宅風景。明日に続く夕焼け。」
「色合いが素晴らしい。」
「夕暮れ時の日常が芸術的な雰囲気を出しているのがすばらしいと思いました。」
「美しい。私自身もこの時間のこの風景が大好き。学生さんもいい感じです。」
「夕暮れと影が美しい。」
「夕日に長く伸びた影がいい。ザ・ノスタルジック。」

優秀賞

「灯」

color_pencil828 様

【 審査委員長講評 】
尾道の灯りまつり。
地元の幼稚園から中学生までの学生さんを中心に神社仏閣から商店街の通りまで市中のあちこちに願いを込めた灯篭に火が灯されます。
作品に写る子どもさんは自分の灯篭を見つけたのか、それともお友達の灯篭を探してるのか。後ろに手を結んでいる指先の仕草も可愛らしい。
作者自身の目線から撮っているので少し見おろす角度。これが作品を見るものにとって親の視点と重なる。それが子どもを見守る気持ちを呼び起こします。
素敵な一枚です。

【 審査員コメント 】
「真剣な様子がかわいらしい写真です。」
「かわいらしい、心が温かくなります。」

優秀賞

「笑顔がつなぐ街」

wiskycoke1173 様

【 審査委員長講評 】
撮影された場所は尾道郵便局の側。毎日郵便配達の方が行き来する場所でもある。
主役となった二人は顔なじみなのか、笑顔溢れるワンシーン。日常に活き活きとした生活の声が聞こえてくる。
一枚の写真には視覚情報しか写らないのですが、この作品を眺めていると記憶が刺激されて、町の音や話し声が聞こえてくるよう。
音のある一枚となりました。

【 審査員コメント 】
「日常よく見かける風景が、ほんわかする。」
「自然な日常風景で良い。」

審査委員長

竹國照顕
写真家・SONY αAcademy 講師
鉄道写真・風景写真を中心に、瀬戸内地域の魅力を写真を通して発信している。
Setouchi PHOTO 写真教室を主宰

<インスタグラムアカウント>
@teruaki_takekuni_photograph

<ウェブサイト>
photolog-creatego.jp