結果発表

おめでとうございます!!

『NOSTALGIC-ONOMICHI』尾道本通り商店街フォトコンテストへ、たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
厳選なる審査の結果、金賞1点、銀賞1点および銅賞2点の受賞作品が決定しました!おめでとうございます!また、得票のあった作品も併せてご紹介いたします。
画像のリンク先は、各作品のインスタグラムの投稿ページになっています。

金賞

「似る背中」

keigo.matsumoto86 様

【 審査委員長講評 】
親子の後ろ姿と背景を通じて、世代を超えたつながりや、七夕祭りの賑やかな雰囲気を美しく表現されている。色鮮やかな短冊が風に揺れる商店街のアーケードを背景に、母親と子供が肩を並べて歩く姿は、明日への希望と夢への歩みを象徴しているようでした。
子供の衣装の色合いが短冊のカラーとマッチしていたり、親子の歩く姿勢がシンクロしており、親子の絆を視覚的に強調していますね。
また、中望遠レンズで撮影されたのでしょうか…背景のボケ感と圧縮効果が良い感じに効いていて、自然と見る人の視線が二人に向かう構図に整っています。暗く撮ってしまいがちなアーケード内の撮影ですが、明るく光が差し込む場所を選ばれて撮られていることで背景との明暗差ができて、ボケとコントラストの両方で二人が浮かび上がっているところも素晴らしい。

【 審査員コメント 】
「七夕飾りで華やかに彩られた商店街を親子で楽しく散策。二人の服装も彩りに加わって素敵な作品だと思います。」
「親から子へ、子から孫へ、これからもこうして商店街を歩いてもらいたいな。」

銀賞

「通学アーケード」

yuji.nihei 様

【 審査委員長講評 】
この作品は、制服姿の学生さんが自転車で商店街を駆け抜けているのですが、地元の方からすると「昔からある日常」のワンシーン。尾道の商店街の先には2つの県立高校があって、平日の早朝や夕方にこうした通学シーンに出会うことがあります。
背景の商店街にはお祭りのしめ飾りが写るので11月初旬のベッチャー祭りが近い頃の撮影でしょうか?  構図の妙なところでして、左上から右下ぎりぎりへと自転車の列を画面に配しているので、とっても長く沢山の自転車が一列に走行している感じが強調されています。適度なブレ感も自転車が走行している感じを表現できていてGOODです。
記憶の中にある学生時代の思い出が甦ってくる、まさにノスタルジックな作品。商店街の風景と学生さんの日常が見事に調和した作品です。

★OnePoint アドバイス !
もう少し明るめに露出を調整して撮影されると、冬服の重たさが少し軽やかになって、さらに良くなると思います。

【 審査員コメント 】
「学生が自転車に乗って流れるように走る瞬間がきれいに捉えられた作品だと思います。」
「商店街の通学路としての顔。印象的な光景。横並びにならずに走ってくれてありがとう。」
「高校生たちの通学風景は商店街の日常風景でありながら、このお写真ではより一層きれいに整列して、ずんずんと自転車で学生さんたちが下校している様子にどこか力強さを感じました。
いつもなら高校生たちの賑わい、青春、きらめきのようなものを感じる風景ですが、少し違って新鮮な目で見させていただけたお写真でした。」
「買い物やイベントだけでなく、学生さんが通るだけで賑やかになります。」
「連なってる自転車たちが良い。」
「自転車とアーケード関連の中で1番構図がいい。」

銅賞

「願いが叶いますように」

aym___camera 様

【審査委員長講評 】
金賞に続いて同じく七夕飾りが揺れる商店街のワンシーンからの入賞。浴衣姿の姉弟が「お姉ちゃんが書いた短冊はあそこよっ!」って話をしてるのでしょうか? 背景の商店街の照明や七夕飾りが明るく幻想的にボカしを効かせていて、ふわっと優しい雰囲気を作って撮影されている。二人を優しい気持ちで見守りながら撮影されたのだろうと感じ観ました。
特に、影の感じからこの日は曇天だったのかもしれませんが、意図的に露出をオーバー気味に、彩度も控えめに設定したことで、柔らかく優しい光が作っているところが秀逸で、子供たちの無垢な姿を優しく包みこんでいます。手を取り合いながら見上げる二人の仕草が愛らしく、純粋な願いと希望を象徴していて作品を観る人の心をくすぐります。

★OnePoint アドバイス !
ボケ感が美しいですが、姉弟がお互いに目線を合わせた横顔の瞬間とか、表情がもう少し見えてくると愛らしさが引き立ち、さらに感情的な共感を呼びます。今後もシャッターチャンスを逃さず沢山写真を撮ってください。

【 審査員コメント 】
「尾道らしい風景と、わざとぼかしたバックの画角が素晴らしい。優しさを感じます。」
「子供たちの位置と七夕飾りのバランスが絶妙。」

「病魔退散」

tatsuro0058 様

【 審査委員長講評 】
この作品は、尾道の一宮神社(吉備津彦神社)「ベッチャー祭り」における三鬼神のひとり、ショーキーの圧倒的な迫力を画面いっぱいに見事に捉えた一枚です。
暗闇から浮かび上がる赤い面と金色に輝く鋭い眼光、そして今にも振り下ろされそうな簓(ささら)。まさに、子供たちが恐怖に震える瞬間を切り取ったような臨場感に満ちています。視線の奥にあるのは、病魔を退散させるための強い祈りと願い。
構図も巧みで、手前にぼんやりと写る観衆が、鬼の動きの速さや突進してくる迫力をより際立たせています。群衆の中から望遠レンズを使い、アーケードの低照度の中でも適切な露出とシャープなピントで、仮面の光沢や毛の質感を際立たせた技術力も素晴らしい。まさにベッチャー祭りの「怖さ」と「力強さ」を表現した、迫真の作品です!

★OnePoint アドバイス !
暗さが赤い面を浮かび上がらせているのですが、ほんの少しだけ露出を明るくして、仕上がり設定のコントラストとシャープネスを高めた設定にしてあげると、撮影意図を破綻せずにより迫力を増して魅せることができるように思います。

【 審査員コメント 】
「迫力ありますね。」

審査委員長

竹國照顕
写真家・SONY αAcademy 講師
鉄道写真・風景写真を中心に、瀬戸内地域の魅力を写真を通して発信している。
Setouchi PHOTO 写真教室を主宰

<インスタグラムアカウント>
@teruaki_takekuni_photograph

<ウェブサイト>
photolog-creatego.jp

得票作品

  • 「商店街の夜の顔」

    0k4.yuta 様

    【 審査員コメント 】
    「時計のデザインと夜の雰囲気がマッチして、ミステリアスな感じがいい。」
  • 「神輿帰還」

    a_takenobu_ 様

    【 審査員コメント 】
    「尾道といえばのお祭りのひとつ。1年を締めくくる帰還で1年を振り返る瞬間です」
  • 「尾道の背骨」

    arnold__photograph 様

    【 審査員コメント 】
    「なかなか見上げる機会は少ないかもしれませんが、たしかにアーケードのある商店街は昔から尾道を支える背骨かもと感じました」
  • 「いつものひととき」

    aym___camera 様

    【 審査員コメント 】
    「2人の子供のあどけなさが広くとった背景により強調され構図のバランスの使い方がとても良いと思います。 。」
  • 「気持ちはピアニスト」

    chiichan_katsu 様

    【 審査員コメント 】
    「通りで1人子供がオモチャのピアノを弾く様子が楽しさと寂しさの双方を感じる感慨深い作品だと思います。」
  • 「ほのぼの」

    k.king0u0 様

  • 「尾道七夕祭り」

    k__photo25 様

    【 審査員コメント 】
    「昼間は良く見かけますが、夜の幻想的な七夕飾りが素晴らしい。非日常を表したステキな作品です。」
  • mocking_pot 様

    【 審査員コメント 】
    「色彩と構図が好きです。」
  • 「ネオンの整列」

    muisto_sos 様

  • 「獅子と猫さん」

    nico.neco_25 様

    【 審査員コメント 】
    「伝統と新しいものが共存して、まるで尾道の商店街のようです。」
  • 「雨降る春の朝」

    otetsu_115 様

    【 審査員コメント 】
    「毎年見られる風景ですが、少しずつ違っていて、同じ列車も見られないかもしれません。」
  • 「帰路」

    shima_nami_onomichi_sonoma 様

    【 審査員コメント 】
    「光の彩りがとても豊かで上手に光を使った作品だと思います。」
  • 「尾道のシャンデリア」

    shima_nami_onomichi_sonoma 様

    【 審査員コメント 】
    「よく見かける風景を、写真に切り取ることによって、作品となる。芸術を感じます。幻想的でステキな作品。」
  • 「遊ぼう」

    shinonomeokayu 様

    【 審査員コメント 】
    「今もむかしも、小さい時は商店街の中は遊び場のひとつだった事を思い出すひとコマです。」
  • 「暖簾」

    t_boy04402 様

    【 審査員コメント 】
    「被写体の人物をぼかして手前の暖簾にピントを合わせた面白さとセンスの良さを感じる作品です。」
  • 「尾道の日常」

    tuku_4hako 様

    【 審査員コメント 】
    「ナイスタイミング。」
  • yasuo_no.13 様

    【 審査員コメント 】
    「哀愁が…。」
  • yasuo_no.13 様

  • 「なかよしこよし」

    yokomama1016 様

    【 審査員コメント 】
    「浴衣を着て友達と夜店を楽しむのは素敵な思い出です。」
  • 「いつかのクリスマス」

    yuji.nihei 様

    【 審査員コメント 】
    「マネキンが人のように寄り添ってておもしろい。」
  • 「奇祭がゆく」

    yuji.nihei 様

    【 審査員コメント 】
    「熱気が伝わる。」
  • 「賑やかな尾道商店街」

    ayaka.nikon 様

    【 審査員コメント 】
    「夏祭りや土曜夜店の際の商店街でしょうか。いつになく賑やかな商店街の様子でありながら、ただガヤガヤとしているのではなく、尾道のレトロな雰囲気も写真から伝わってきました。
    この夏のお祭り時分の商店街の雰囲気が私自身子供の頃から大好きなので写真におさめていただき嬉しいです。」
  • masa_photo98 様

    【 審査員コメント 】
    「商店街に車が停車しているので、午前11時前であることが推測できます。午前中に人々がそれぞれの1日の始まりに動き出している様子が伝わってきます。
    この始まりの空気感に満ちた朝の商店街の様子も私は大好きなので選ばせていただきました。」
  • yasuo_no.13 様

    【 審査員コメント 】
    「絵のまち通りさんのこちらの看板、私も大好きです。
    お写真はとてもシンプルでありながらどこかノスタルジックで、とても素敵だと思いました。 私が作ったものではありませんが、こちらの看板に目を向けられたことに嬉しい気持ちになりました。」
  • 「お前もなんか欲しいんか」

    keigo.matsumoto86 様

    【 審査員コメント 】
    「商店街の日常風景のまさに常連さんですね。『お前もなんか欲しいんか』というタイトルも撮影された方がこの2人の様子を見て感じられたものが素直に表れていて面白くもあり、素敵に感じました。」
    「なかなかレアなバックショット。尾道では普通の毎日の映像を見事おさめられていて素晴らしい。暑さより涼しい風を感じます。」
    「声までリアルに頭の中に思い浮かぶくらいです。撮影タイミングもタイトルもバッチリですね。」

お礼

ありがとうございました

『NOSTALGIC-ONOMICHI』尾道本通り商店街フォトコンテストへご応募をしていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
また、当フォトコンテストにご理解とご協力をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

  • 主催:尾道本通り商店街

    〒722-0035
    尾道市土堂2丁目10-3
    尾道商工会議所ビル3階

    e-Mail:info@onomichi-hondoori.jp

    Web:https://onomichi-hondoori.jp/

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