結果発表

おめでとうございます!!

『NOSTALGIC-ONOMICHI』尾道本通り商店街フォトコンテストへ、たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。
厳選なる審査の結果、金賞1点、銀賞1点および銅賞2点の受賞作品が決定しました!おめでとうございます!また、得票のあった作品も併せてご紹介いたします。
画像のリンク先は、各作品のインスタグラムの投稿ページになっています。

金賞

「彦星と織姫」

ma.sa.mi.04.19 様

【 審査委員長講評 】
  七夕飾りが天井いっぱいに連なり、商店街の奥へと視線を運ぶ導線がまず圧巻です。
タイトルの「彦星と織姫」が視覚的に腑に落ちる。画面中央を歩く二人が単なる通行人ではなく、“一年に一度の逢瀬”を体現する存在として立ち上がり、群衆の流れさえ天の川のように物語へ回収されていく。
この読み替えが自然に成立するのは構図設計が上手いから。水平垂直がきっちり整えられ、七夕飾りの隙間に垣間見えるアーケードの支柱の直線と反復が画面の骨格を作り、装飾の情報量を「秩序ある密度」に変換している。さらにパンフォーカスを選び、あえてボカさず奥まで解像させたことで、七夕飾りの“凝縮感”が立体的に迫り、過去の受賞作に多い情緒的ボケ表現とは違う、目新しい説得力を獲得しています。
色の設計も秀逸です。アーケード特有の暖色寄りのトーンに適度なコントラストを与えつつ、ホワイトバランスの微調整でほんの少しグリーンを乗せた(ような)ニュアンスが、発色をフィルムライクにまとめている。短冊や提灯の多彩さが“派手さ”ではなく“記憶の色”として統一され、ノスタルジックな感情を静かに呼び起こします。画面奥の出口の白い抜けは夏の眩しさとして余韻を残し、二人の歩みを未来へ導く光になる。
七夕と日常、伝説と現実を同一フレームで結晶させた、撮影者の意識の高さがはっきり伝わる金賞作品です。

【 審査員コメント 】
「七夕飾りの中を歩く二人の姿から、穏やかで心地よい夏の時間が伝わってきます。」
「尾道本通りの風物詩、七夕飾りが生み出した賑わいを感じられる1枚。尾道の商店街らしさが詰まった写真だと思います。」
「色彩豊かな七夕飾りと沢山の人で賑わう商店街を歩く二人の雰囲気がとても素敵です。」

銀賞

「いつか見た路地裏」

ryutarodg17v 様

【 審査委員長講評 】
  銀賞にふさわしいのは、尾道らしい「海から寺へ抜ける線」を、商店街をクロスして一本の路地の奥行きとして見事に掴んでいる点です。
画面手前の商店街アーケード側の陰影が深い小路から、踏切まわりの陽光、さらに宝土寺の山門と緑、そして抜ける青空へ。明暗のグラデーションが自然に視線を導き、土地の呼吸(生活感)まで写し込んでいます。三分割構図を感じさせつつ、山門を“目的地”として据えた構図設計が巧みで、電柱や架線の線要素がリズムを作り、尾道の生活感を濃密に支えています。そこへ黄色い列車の通過、青いスポーツカー、踏切を待つ人物という偶然が重なり、色の対比(黄×青)と物語性が一気に立ち上がりました。
夏を思わせる強い日差しと踏切を待つ女性の服装、影の輪郭の硬さも季節感を裏打ちし、海から吹く風が坂を抜けてくる感覚まで想像させます。
狙いと直感が噛み合わさり、偶然を味方につけた撮影者の勝利、ブラボーです。

【 審査員コメント 】
「ザ・おのみち、な風景。イエロー、グリーン、ブルーのバランスがいい。」
「色のコントラストがいい。」

銅賞

「猫目線」

mocking_pot 様

【審査委員長講評 】
  タイトル「猫目線」は、尾道=猫の町という観光イメージを“視点の高さ”だけで一撃で表現したアイデアの勝利です。
路面すれすれの超ローアングルによって、人間の営みがいつもより大きく、少しだけ異世界のように立ち上がり、商店街の「日常」が新鮮な物語に変換されています。アーケード天井の蛍光灯が奥へ奥へと連続し、しましまのリズムが強い導線となって視線を自然に中心へ運ぶ構図も見事。看板や旗の情報量が“尾道らしさ”を補強しつつ、画面の下に広い余白を確保したことで、猫が地面から眺める静けさまで感じさせます。さらに観光客の多様な人種・年齢が写り込み、インバウンドで賑わう現在の尾道の息づかいがドキュメンタリーとしても伝わる一枚です。

【 審査員コメント 】
「各店舗の看板にあるロゴに哀愁を感じます。これらのファサードと新規のお店の共存が尾道の今の魅力でありそれを感じる1枚だと思います。」
「構図が面白い。」

「おさんほ゜おるすばん」

shirabar0516 様

【 審査委員長講評 】
  尾道の商店街が持つ“時間の層”と、猫という被写体の気まぐれな感情を、たった一枚で物語に昇華させた作品です。
まず秀逸なのは視点の低さ。猫の目線まで意識してカメラの位置を下げ、路面の質感からアーケードの遠近を大きく取り込むことで、観る者は自然と“猫の待つ時間”の中へ入り込んでしまう。ハーネスを付けて外で静かに伏せる姿は、タイトルが示す状況を説明しすぎずに想像させ、賢さと健気さのギャップが心を掴みます。
さらに、商店街の天窓越しに落ちる柔らかなアンバーの光が、彩度を抑えた背景のボケと相まって、郷愁を帯びた空気感を形成。日常の一瞬が、少し物悲しく、けれど愛らしい“尾道らしさ”として結晶しています。
猫の「ちょっと退屈そう」な表情すら、街のノスタルジーと共鳴し、観賞後に余韻を残す一枚です。

【 審査員コメント 】
「商店街の通りにたたずむネコの姿がとても自然で、商店街の日常の中にある穏やかさが感じられます。」
「猫のまちということで 。」

得票作品

  • 「願いが集まる商店街」

    le37janvier 様

    【 審査員コメント 】
    「七夕飾りの中を歩く浴衣姿の子どもたちの様子がとても微笑ましく、商店街に流れる夏のやさしい時間を感じました。」
    「この風景を未来に残していきたいですね。」
  • 「尾道の七夕」

    yoshida7898 様

    【 審査員コメント 】
    「尾道らしい。」
  • 「路地に響く夏列車」

    kei_holiday12 様

    【 審査員コメント 】
    「子どもさんとのまちの雰囲気が可愛らしい」
  • 「夏の追憶」

    kei_holiday12 様

    【 審査員コメント 】
    「尾道本通りから南北へ広がる小路での1枚。商店街区から居住区が融合したノスタルジックで尾道らしい写真だと思います。」
  • 「どっちを通る?」

    katsumi_nakta 様

    【 審査員コメント 】
    「視点が面白い。」
  • 「ミャクミャクへ願う」

    bunbunmaruko 様

    【 審査員コメント 】
    「2025年を象徴するキャラクターが、意外にも七夕にマッチしている。長い歴史の七夕飾りで、おそらく今回限りの登場かも。」
  • 「活気に溢れた街」

    asumika_2 様

    【 審査員コメント 】
    「尾道中がそわそわするお祭りですからね。」
  • 「商店街は通学路」

    mocking_pot 様

    【 審査員コメント 】
    「通学中の楽しい思い出が商店街で沢山できるといいな。」
  • 「心をひとつに」

    yutaka.yoda.60 様

    【 審査員コメント 】
    「祭りの躍動感が担ぎ手の表情から伝わる。被写体の配置バランスもよい。」
  • 「整列」

    katsumi_nakta 様

    【 審査員コメント 】
    「改めて見ると看板の並びが面白い。」

お礼

ありがとうございました

『NOSTALGIC-ONOMICHI』尾道本通り商店街フォトコンテストへご応募をしていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
また、当フォトコンテストにご理解とご協力をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

  • 主催:尾道本通り商店街

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